こんにちは!トレジャーワークスの村上です。
先週のエリザベス女王杯はジェラルディーナが優勝しましたね!名牝ジェンティルドンナの娘が大きなタイトルを手にしたことで、やはり競馬のロマンは受け継がれていくものなのだなと改めて思いました。また、パドックでは結構エキサイトしていたのであれで勝つのは相当根性あるなぁと思いました(笑)
応援していたデアリングタクトは6着と内枠の厳しい競馬を強いられながらもとても頑張っていたと思います。陣営やファンは勝利を観たいと思いますが、私は彼女が幸せにいてくれたらそれで良いと改めて感じました。競馬を好きにならせてくれてありがとうと伝えたいですね。
さて!今週はマイルチャンピオンシップが開催されます!昨年2着、安田記念でも2021年3着、2022年2着とマイルで堅実な走りを見せる若き才能シュネルマイスターや、毎日王冠で復活のVを成し遂げた豪傑サリオス、芝1,600では無敗を誇る純白の女王ソダシ、3歳のレベルの高さを証明する次世代エースのセリフォスやダノンスコーピオンなど、まさに群雄割拠のマイル王者を決めるに相応しいメンツが揃いました。昨年一昨年と最速女王グランアレグリアが豪脚で制したのはまだ記憶に新しいかと思いますが、今年は一体どのようなレースが見られるのでしょうか。舞台は今年も阪神競馬場の芝1,600mでおこなわれます。先日のエリザベス女王杯と同じくリピーターの多いレースであることから求められる適正があることは明白なので、今回もそちらをベースに考察していきたいと思います。
まずは血統面ですね。阪神マイルはスピードだけ無く直線の坂を駆けあがるパワーが必要で、ノーザンダンサー系の血統が活躍する傾向にあるようです。ノーザンダンサー系には米国型と欧州型がありますが、その中でも特に欧州型を重視して考えていきたいと思います。また、先日のエリザベス女王杯とは異なり今回は外回りコースが使われるため距離は縮めど最終直線が長くなります。その為4コーナーでの位置取りだけではなく上がり3ハロンでしっかりと末脚が使えるタイプの馬に利があると思われます。枠の有利不利ではどちらかというと内側の枠の方が成績が良い為、道中内でしっかりと脚を溜めながら最終コーナーで外にスムーズに出せるイメージの付く馬とそのアプローチが出来る騎手のコンビを狙いたいと思います。
以上の点を踏まえ、今回私の注目の1頭は「マテンロウオリオン」です。父はダイワメジャーで、母父キングカメハメハ、父母父がノーザンテーストと血統はまさにここ向きで、枠も1枠1番とロスなく控えられる絶好の枠になりました。NHKマイルでは同じ1枠1番で勝ち馬ダノンスコーピオンとタイム差なしの2着、ニュージーランドトロフィーでも1枠1番でタイム差無しの2着と、枠実績も申し分ないです。また、前走のスワンSは1,400mという距離と内回りだったこともあり、上がり最速を出しながらもこの馬のポテンシャルを発揮できる舞台ではなかったことも考えられます。鞍上もベテラン横山典弘騎手が継続騎乗で、この馬のことを良く知り100%の力を出せるようにエスコートしてくれると思います。馬場の悪化も考えると道中内々を通して、最後に最後方から差すのは難しいという意見もありますが、このメンバーで純粋な能力比較よりもそういった特異な展開にハマりそうな馬を狙いたいと思いまして、マテンロウオリオンを挙げさせて頂きました。オッズ的にも美味しそうなので、手広く内枠の実力馬に流してみたいと思います。
ご参考になりましたら幸いです!週末競馬楽しみましょう(^^)
この記事へのコメントはありません。